2009年9月25日

セックスワークと法律に関する国連の人の見解

友達から、セックスワークに関する新聞記事が送られてきた。しかも、訳つきです。ありがたいことです。私のメールボックスにうずもれさせていても、何にもならないので、ここにのっけておきます。

もとのニュースソースは2009年8月11日付けプノンペン新聞

今年のバリ会議で国連の健康問題担当官が発表に基づいた取材記事のようです。エイズ会議でのセックスワークへの論調は全体的にこんな感じでした。

ものすごいく大雑把に要約すると、各国のセックスワークにまつわる法律が、HIV予防の政策を効果的にすすめるにあたって、障害になっているという意見です。

え、国連、いいんですか、そんなんゆって、とあまりの人権意識が高い意見にかえっておどろきます。が、臭いものには蓋をしろ、方式がほとんどである、今のセックスワークの現状はやはりおかしいと思う。売春が、ある国家にとってなんなのか、というのは、議論されるべき、と本当に思います。

反人身売買法はHIV予防の努力を妨害している:専門家語る
(2009.8.11.火曜日15:03 ネイサン・グリーン Nathan Green)

BALI, INDONESIA(バリ・インドネシア)
国連の健康問題に関する特別調査官?(Rapporteur)は、月曜日に、セックスワークと人身売買をごっちゃにしている(conflate)処罰の厳しい法律を廃止すべきだ、と要求した。そして、これらの法律は東南アジアにおけるHIVの拡大を弱めようとする努力を邪魔している、と警告した。

アナンド・グロバーは、カンボジアの2008年の人身売買による抑圧と性的搾取に関する法律について、HIVに対する戦いを後退させる処罰的な法律の一例である、と引き合いに出した。

彼は、アジア太平洋地域の国際エイズ会議で記者団に語った。そこで国連は、HIV予防のための効果的な介入を覆い隠してしまうような全ての法律を廃止すべきであると要求した。)

その調査官は、かれは利害団体から独立した専門家なのだが、国連のドラッグと犯罪に関する事務局(UNODC)にも狙いを定めていて、セックスワーカーの権利を踏みにじる(stepping on)ことなしに人身売買を何とかしようとすることの困難の中にいるのはカンボジア政府だけではない、と指摘した。

グロバーは、UNODCによって訓練を受けた警察が売春宿のワーカーの「救出とリハビリ」をする、というインドにおけるプログラムを「受け入れられない/お話にならない/ありえない」ものである、と非難した。)

彼が引用したケースでは、警察がデリーの売春宿から47人のセックスワーカーをその意思に反して連行し、「カルカッタの地獄の穴」に留め置いた。しかし25人は何とか脱出できた。」

「こんなことは受け入れられない。これは、セックスワークと人身売買をごちゃ混ぜにしていることの結果だ」とグロバーは言う。「残念ながら、これは国際的な圧力によって制度化されており、偏見とイデオロギーに基づいているのだ。」
国連開発計画(UNDP)のHIV/AIDSチームの監督であるジェフリー・オマリーは、カンボジアにおける反人身売買法の導入はセックスワークのパターンを変えたが、性行為の売買の数は変えなかった、と語った。

彼は、本質を突いたHIV予防プログラムを人々に届けようとするときに警察から邪魔されることは、世界的規模でやめにすべきだ、と要求しており、MSM、TG、SW、麻薬使用者、囚人、拘禁されている人を含む、どんなハイリスクグループにもサービスを世界的規模で届けるべきだ、と要求している。

処罰的な法律を廃止することは、国連のHIVとAIDSに関するジョイント企画であるUNAIDSによって、HIVの拡大を遅くするための9つの優先事項の1つとして明確に位置づけられた、とオマリーは記者に語った。

「エイズは、今後少なくとも20年は私たちについて廻る問題です。私たちは費用対効果が高くて持続的なHIV予防と治療に対するアプローチを必要としているのです。」

国連の人権高等弁務官代理?(deputy high commissioner for human rights)であるキュン・ワ・カンは、売春の非犯罪化をめぐる問題は複雑であるけれども、HIV感染の危険にさらされているコミュニティーを巻き込むような全ての法律に対しては、人権と、そして公共の健康を中心に据えたアプローチを取るように、とアジア太平洋地域の政府に要求します、と語った。

「これらの弱い(ヴァルネラブルな/被害を受けやすい)グループに属する個人は、そのグループに属しているというだけで、その人権を取り上げられるようなことはあってはいけません」、と彼女は言った。

オマリーは、セックスワーカーを網に捕らえることなしに人身売買をやっつける法律を作り上げるのは難しい挑戦であった、と語ったけれども、それが如何に達成されうるか、という例として、最近ニュージーランドでセックスワークが非犯罪化されたことを指摘した。

(先週の月曜以降バリからレポートしているネイサン・グリーンは、UNAIDSの助成を受けてインドネシアへ旅立っています。)

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